ペダゴジーの社会学―バーンスティン理論とその射程

久冨善之・小澤浩明・山田哲也・松田洋介 編

3,080円(税込)

株式会社 学文社

<ペダゴジー=教育>の社会学で現代教育を問い直す。
〈教育〉は、いかにつくられ、いかなる構造をもち、現代社会においていかなる存在になっているのか。
 気鋭の教育社会学者たちが、バジル・バーンスティンの「ペダゴジー論」の理論的探究、その援用、教育実証研究に挑む。
 学校空間を超えて浸透していく〈教育〉という営みを対象化し、分析することを通して、現代社会の性格を逆照射していく試み。日本の教育の行き詰まりの現状と、その克服への希望を照らし出す、〈教育(ペダゴジック)〉理論とは。